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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[550]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/09/27(日) 23:39:37 ID:GpgZTJCY
その為、永琳に対して動けるのは天人である天子のみだった。
これは種族としての力も関係していたかもしれないが、単純に彼女が無鉄砲だった事の方が強かった。
しかし結論から言うと、ボールを要石に見立てた勢いの良いドロップキック――『天地開闢プレス』も、
永琳の前には通用しなかった。
永琳「……それっ!」
ヒュンッ! ―――スカッ。 ……ポムッ。
天子「――て。ちょ、ちょーーーいっ!? どうして私の技が決まんないのよ。今のハメでしょ!?」
永琳「あら。貴女の所じゃあノーカンだったかしら。でも御免なさいね。
月から見れば、地上も天界も同じだもの。そんなローカルルール、とても覚えてられないわ」
天子「……非想非非想天を、そんな田舎の地方都市みたいに扱うヤツ、初めて見たわ」
永琳は天子のタックルを予期しており、彼女がボールを刈りに行く瞬間、
これまでの細かい動きを止めて大きくヒールリフトでボールを運んでいた。
圧倒的な速度とパワーで為されたタックルに自信を持っていた天子も、
流石にこの場面では狼狽していたが、もはや永琳には関係無かった。
森崎「……あいつら、本当に使えねーな。俺が忙しくなる筈だぜ」
永琳「貴方が森崎君ね。中山君から良く話を聞いているわ」
天子を抜いた直後に玄爺も容易く抜いた永琳の眼前には、もはや森崎しか残って居なかった。
森崎は容易く突破されたDF陣に失望している様子だったが、そこに焦りは感じ取れない。
むしろ、強敵の首を今から刈り取る事に喜びと高揚感を抱いているようだった。
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