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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[690]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/04(日) 00:01:41 ID:62WsjysQ
              しかし、鈴仙達はこれを見ても全く躊躇しなかった。
      それだけ、てゐは鈴仙のキックコントロールの正確さを、鈴仙は佳歩の献身を、
       そして佳歩は二人が持てる全力を出すという事を信じ切っていたからだ。

           てゐ「――なんか、ヘンな感じだよ。こういうのって苦手だと思ってたけど。
               いざ自分がこんな立場に居ると、なんか、結構楽しいんだ」

              ―――バシュンッ! ギュン、ギュン、ギュン、ギュン……!
     
     鈴仙「一人だと、怖くて逃げ出していたかもしれない。二人でも、一緒になって縮こまっていたかもしれない。
        だけど、三人いれば、どんなに固い壁だって、恐ろしい敵だって、勇気を持って立ち向かえる!」
     
          グワアアアアアアアアアアアアッ、バシイイイイイイイイイイイイイイイッ!
       ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!

      佳歩「鈴仙さま、佳歩さま。――森崎さん! 私達……きっと、負けません………!!」

     バシッ!―――ギュウウウウッ!  グィイイイイッ……ン!! ギュンギュンギュンギュンッ!!
          ズッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

            てゐが放ち、鈴仙が蹴り出したボールを、佳歩は更に捻じ曲げる。
     そうして放たれた幾何学模様のシュートを更に押し込もうと、鈴仙は前転の体勢でボールへと向かう。
       森崎はそんな鈴仙ごと、シュートを止めようとしていた。二人の目が合ったその刹那。
                     ――二人は同時にこう言い放った。


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0ch BBS 2007-01-24