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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[70]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/09/04(金) 00:50:27 ID:???
バッ! ……グワァアアアアアアアッ!
魔理沙「低いセンタリング……! 『ブレイジングスター』を撃つには丁度良い位置取りだ!」
魔理沙は森崎によって出された的確なパスに動きを合わせ、シュートへと向かっていた。
一見粗雑で無神経な風な森崎だったが、そのセンタリングの軌道は驚く程繊細。
厳しい修練は当然として、パスを受ける仲間の位置や性格をしっかりと把握し、
かつ場面場面ごとの適切なタイミングを考えていなければ、こうしたパスを放つ事は出来ないだろう。
魔理沙「(――何だか、私よりもずっと魔法使いって感じだな、森崎。
普段はずうずうしいけれど、要所要所で思慮に満ちた細やかさも見せて。
それで出す策はオーバーラップみたいな奇行なんだが、その策の裏には確かな勝算と打算がしっかりと根付いている。
ただがむしゃらに努力してるだけじゃない。
森崎は、きちんと考えている。勝つために。強くなり続けるために……)」
――ァァァアアアアアッ……!!
陸「――体力がチト厳しいが、文句はいっとれんアル! ……アチョ〜〜! 『襲爪雷斬脚』〜〜〜〜!!」
バアアアアアッ! ズバシュウウウウウウッンッ!
魔理沙がボールにインパクトするとほぼ同時に、陸が大きく飛び出した。
必殺の『襲爪雷斬脚』が、魔理沙の右脚から迸る閃光に接近していく。
魔理沙「(――『ファイナルスパーク』を覚える前、ちょっとしたスランプだった時。森崎に聞いた事があるっけか。
『お前はどうして、そこまで頑張れるんだ? 何回でも勝ちたい、ナンバー1になりたい、頂点に立ちたい……。
これらの目標を目指し続けるには、終わりない努力が必要だ。そして努力する為の精神力は有限で、補給が必要だ。
お前を前に走らせ続けるのは一体何だ? 教えてくれないか……?』って)」
バッ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!
バギュルルルッ、ビイイイイイッ……ンンッ!!
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!
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0ch BBS 2007-01-24