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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[773]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/10/07(水) 00:32:10 ID:Ec6Jaiqs
――グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!!
そして魔理沙は思考を中断し、その右脚を大きく乱暴に振り上げた。
年頃の少女らしからぬそのワイルドな姿勢に、観客席の一部は別の意味で唾を飲んだ。
慧音「まずいっ、来る……!!」
つかさ「ブロッカーは私達2人だけ、ですか。――心細いけれど、ガッツで行きます!」
魔理沙「安心しな。2人でも3人でも4人でも。……何人いても同じだからな」
つかさ「なっ……!!」
――ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!!
魔理沙の静かな挑発に対するつかさの反論は、直後に響いた大きな風切り声により遮られた。
人間では物理的に不可能な、音速を越えたボールへのインパクト。
普通の魔法使いである彼女は、それを幾重にも重ねた努力と蛮勇で、現実のものとしていた。
……オオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………ッ!!
輝夜「…………これ、取れるの?」
観客「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ……!」(←静かに盛り上がる何かへの期待)
輝夜は思わずあんぐりと口を開けていた。風を巻き込み、大地を揺るがし、
そして海をも二つに割らんと振り落される魔理沙の脚は、白く輝いていた。
どこまでも純粋で、どこまでも危ういその光に、輝夜もファン達も目を奪われていた。
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0ch BBS 2007-01-24