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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[801]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/10/08(木) 00:46:29 ID:???
気付けば輝夜の周囲には人だかりが出来ていた。
輝夜のカリスマに導かれ、ポストから生まれた不思議な少年たち。
彼はそれぞれの個性を持っていたが、皆が輝夜の事を慕っていた。
ブルノさん「これがお前の力だぜ、カグヤ」
輝夜「あんたは……ブルノさん! 正直、今まで脳内から存在を抹消してたわ」
数十人、数百人にもなるカグヤファンの一団。その先頭に立つのがブルノさんだった。
偉そうに腕を組み、根拠も無く自信満々に吠えるその姿はまるで自らを映す鏡のようだったが、
輝夜はその事実を必死に否定していた。
ブルノさん「ポストがゴールを守るように、俺が失点をするように、
世のあらゆるモノには何かしらの価値があるものさ。
カグヤ、お前はこうしてザルキーパーや伝説の超スウェーデン人を集める事が出来る。
……それは、お前だけにしか出来ない価値じゃないのか?」
輝夜「価値じゃなくて負債だけどね。……結局、アンタは何が言いたいのよ?」
ブルノさん「何。単に忠告してやってるのさ。
こうした危機が訪れたら、お前はもっと、俺達を頼れば良いってな」
――パチン。
ブルノさんは髪を掻き揚げながらパチリと指を鳴らした。
掻き揚げた髪からフケや毛じらみがポロポロ溢れたので、輝夜はそれを拾ってブルノさんの目玉に突っ込んだ。
しかし、問題はそこでは無かった。――そこには、信じられない光景が広がっていた。
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