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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】


[803]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/08(木) 00:51:31 ID:???
輝夜「あ、あんたら……! 私の代わりに、身体を張って……!
――ていうか今、博麗連合のメンバーの奴まで吹っ飛んで無かった?」

ブルノさん「簡単な事さ。一人のゴールキーパーが防げないなら、
二人のゴールキーパーが防げばいい。それでもだめなら、三人で、四人で。五人で。
――俺達一人一人の力は弱くても、こうして数百人でセーブに向かえば、いつかはシュートは止められる。
……ま、困った時はお互いさまって事よ」

輝夜「……悪いわね」

ブルノさんがそう示したとおり、観客席から、ポストから、どこからかゴキブリのように湧いて出たカグヤファンは
魔理沙のファイナルスパークに何度も当たり続け………そして、その威力を少しずつではあるが弱めていた。

ドールマン「ヘルナンデスの黄金の右腕と互角な、俺のパンチングを食らえ〜〜〜!!」

バッ! ……バチイイイイン!!

――そして百八十六人目のゴールキーパー。
新入りのドールマンによる、世界トップクラスのパンチングが冴えに冴えわたり、
魔理沙のファイナルスパークはついにその威力を完全に殺され、空高く跳ねた。

ブルノさん「今だ、掴み取れ! お前自身が掴んだ、ザルキーパーとしての、最後の誇りを……!」

輝夜「ブルノさん……! あんた口ばっかりで何も動いて無かったわよね……!」

バアッ! ……バシイッ!

輝夜はブルノさんがポストの角に頭をぶつけて死ぬ事を切に願いながら、
浮き上がったボールに手を伸ばす。それは容易く輝夜の掌中に収まった。


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