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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
[83]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/09/05(土) 02:07:44 ID:???
針妙丸「ご………ゴール、ポストだ!?」
小町「Zzz……え? ポスト? ポストプレイ!? あたいの出番かい??」
美鈴「この人は何を寝ぼけてるんですか。肝心な局面で居眠りとは、敵ながら感心しませんね!」
小町「アンタだけには言われたくないねぇ、それは」
美鈴「わ、私はアレよ。ワークライフバランスを大事にしてるだけですし!」
小悪魔「美鈴さん、低次元な言い争いをしている場合じゃないです! 早くボールをフォロー……!」
――霊夢の『カウンターシュート』は、盛大にポストを叩いたのである。
ゴール周辺の選手がこの意外な展開に思わず慌てふためき、取り乱しすらする中で。
……ただ一人だけ、この結果を始めから分かっていた者だけが淀みなく動いた。
魔理沙「……それには及ばないぜ」
シュンッ! ――バアアアッ……ポムッ!
実況「魔理沙選手、ポストによって弾かれたボールをいち早くにトラップしフォロー!
紅魔スカーレットムーンズのゴール前にて、絶好の形でボールを持ちました!!」
魔理沙「……要するに、今の『カウンターシュート』は、壮大なパスだったんだ。
わざとボールをポストに当てて、私がゴール前でグラウンダーのシュート
――それでも、さっきのに負けない程スゴいシュートを放つ為の、引き立て役だな」
実況や観客、他のチームメイトや敵を無視するかのように、魔理沙は呟き始めた。
本来ならば問答無用で、ペナルティエリア内での乱戦が発生するべき場面だったが。
彼女の周囲で渦巻く狂気にも似た純粋な感情の渦が、思わず他の者の足を留めていた。
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0ch BBS 2007-01-24