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キャプテン森崎オールスターモード
[77]2 ◆vD5srW.8hU
:2015/09/22(火) 10:32:20 ID:+rsbUuPA
>B 「相変わらずだな。お前は俺と同じだ…嬉しいぞ」
アルシオンが笑った。好戦的なセリフには、皮肉も嘘偽りも無い勝利欲の笑みが浮かんでいた。
森崎「全く、鏡を見ているみたいだ。気味が悪いぜ」
森崎も笑った。気味が悪いと言う割にその表情は自分の同類を見ている喜びが溢れ出ていた。
勝利欲の権化。二人を良く知る者なら、誰もが二人をそう形容するのを拒まないだろう。
そして二人を本当に良く知る者なら更に断言するだろう。どちらも勝つのに理由は要らないのだと。
森崎「だが似た者同士でも、決定的な違いがある…お前は負ける。俺は勝つ。その違いだ」
アルシオン「さてどうだかな…俺はお前に対するリベンジが果たせるチャンスと
もう一人の自分に打ち勝てるチャンスが同時に回ってきた。今日のモチベーションは相当に高いぞ?」
覇道を求めるのに面倒な理由は必要とせず、ただひたすら上に行く事を生き甲斐とする男。
アルシオンも森崎も初対面の時に目を合わせた瞬間、お互いをそう認識理解した。
それは恨みはゼロに等しい癖に悪意と敵意はたっぷりの笑顔を二人にもたらす。
アルシオン「ククククク…」
森崎「フフフフフ…」
自然と彼らは“邪悪”と言い表すのに相応しい笑みを浮かべていた。
この二人の睨み合いをアップで映していたカメラマンはギョッとして、
このシーンは放送事故として扱うべきか真剣に悩んだと言う。
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0ch BBS 2007-01-24