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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[193]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/21(水) 00:20:52 ID:dhbnRBn2
A:「私をFWに戻す以外は、基本このままの布陣で行きましょう」

鈴仙「(……ハーフタイムでじっくり休めば、私も万全の体勢でシュートが打てるようになる。
それに、今の私達のフォーメーションなら、博麗連合がどう出てきてもある程度は万遍なく対応できる。
だったら――)……私をFWに戻す以外は、基本このままの布陣で行きましょう」

永琳「それが無難ね。なんせ、博麗連合は実力面だけじゃなく、戦術・戦略面でも理解が深い。
仮に布陣を変えるとしても、それは一旦相手の陣形を見てからの方が安全かしら」

中山「なら、戦術面についての話はこれまでにしようか。……今は、戦術面よりも精神面のケアが必要だろうからな」

――中山が最後にそう呟いたのに応じて、それに同意するようにチーム全体に安堵の空気が流れる。
全員が明らかに、これまでの試合以上に疲れを感じているようだった。

鈴仙「(――ホントは私がキャプテンらしく仕切るべきなんでしょうけど……。
正直、自分の事で一杯一杯になってたなぁ、さっき。――本当に私ったら、中山さんに頼りきりね)」

それは鈴仙とて例外では無かった。いや、むしろ鈴仙が一番疲れていた。
大きな大会の決勝戦という、ただでさえ重圧を感じる場においてキャプテンを務め、
なおかつストライカーとして常に目を光らせる事は、鈴仙にとって大きな負担だった。

鈴仙「(とりあえず、一回ゆっくりと休みたいわね。その後の事は……その後で考えれば良いし……)」


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