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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[348]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/30(金) 01:20:24 ID:???

魔理沙「……安心しろ、輝夜。私は今更になって、『このセーブって反則だよね?』
……なんて野暮ったい事は言うつもりはないからな」

輝夜「え、良いの? 真面目に突っ込まれたら素直に謝ろうって思ってたのに」

魔理沙「――別に良いさ。お前がゴール前に千本、二千本のポストを立てて来ても。
この私が、全てブチ破ってへし折ってやるからな!」

輝夜「……へぇ。面白いわね。やってみたら? ――やれるモンなら、ね」

宣言通りに背骨ごと全身をへし折られるザルキーパー達が百を越した頃、
魔理沙は輝夜に向かってそう宣言する。
しかし残念な事に、これは魔理沙の虚勢である事を輝夜は既に悟っていた。

輝夜「……痛むんでしょ? 脚。それも今しがたからじゃない。
後半戦開始時からずっと。――ヤケに焦りが見えたからね。
最初はMFとしての経験不足かな? とも思ってたけど、今のフリーキックで確信したわ。
ああ、こいつは自分の脚にまだ感覚がある間に、シュートを撃ちたいんだな……ってさ」

魔理沙「………輝夜、お前……!」

――知っていたのか、と言わせる前に輝夜は語る。
二人を隔てるポストは残り三十本程度しか残されていなかったが、
輝夜にとっては三十本『も』あるという感覚だった。

輝夜「無駄よ。僅か十数年の生で得られる程度の知恵では、私の前に隔たる難題は壊せない」



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0ch BBS 2007-01-24