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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[474]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:22:01 ID:???
――シュンッ! ググッ……!

萃香「な、なにィ!? ……シュートが一瞬だが、消えた。
いや、それも、超スピードだとかフェイントだとか時間停止だとか、そんなチャチなモンじゃない。
――正真正銘。本当に『消えて』いた……!?」

天子「――何やってんのよ。私が止めてやるわ!
――生半可な天人には真似できない、私の『無念無想ブロック』でね!」

バッ! ――シュンッ!

天子「……って、アレ?」

クリアに向かった萃香、それに続いてブロックに向かった天子の両名は揃えて首を傾げた。
確実に捉えていた筈のシュートを、二人は完全に触れる事ができなかった。
まるでその瞬間ボールが、異次元の世界へと消えてしまったかのように。

永琳「(――この世にある、あらゆる物質の波長を操る狂気の瞳。
その力が今、この段に来て……更に強くなっている。
――もしや、この原因は。今まで誤差の範囲内として一蹴していた、あの因子が……?)」

月の頭脳たる永琳は、鈴仙の更なる力の高まりを感じつつも、その原因を分析している。
果たしてその分析結果は、あの永琳ですら決して完璧でなく。
むしろ単純すぎる自明の理を見落としていた事を如実に示していた。


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0ch BBS 2007-01-24