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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[477]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:31:01 ID:???
〜モリヤスタジアム・フィールド〜

――バシュウウウウウウウウウウウウウウッ、ズバアアアアアアアアアアッ!!
……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ……!!

……シュウウウ〜ッ……。

森崎「あ………が…………!」

ドサリ。

全体力を注いだ、間違い無く森崎の最強最大のセービングは
……結果として、鈴仙達の『リフレクトバレット』に敗北した。
最後にやや右下に変化したシュートの軌道を森崎は捉えきれず、
ポストに頭から大きく激突し、全身から血を吹きだしながら倒れた。
鈴仙にもその際、般若の如き形相が見えたが、まさしくあれは狂王の最期と呼ぶに相応しかった。


鈴仙「……決まった。私達のシュート。本当に決まったのね……!?」

パスカル「ああ、間違い無く。――しかし情けないな。
俺のねじ込みだった筈が、殆ど完全にレイセン頼みのゴールになってしまった」

鈴仙「いやいや、そんな事無いわよ。パスカル君が一緒にコンビプレイを練習してくれなかったら、
私だってこの場じゃどうしようも無かったんだし」

パスカル「全く……。最初はどうかと思ったが、結局こっちでも俺は誰かの相棒扱いになるんだな」

鈴仙とパスカルはシュートを決めたという喜びよりも、森崎を制したという安堵感に包まれていた。
試合はまだ残り約20分で3点差。途中魔理沙や霊夢が決める可能性も残されてはいるが、
後は中盤を固めたパスワークを繰り返せば充分時間は稼げる。試合の趨勢は殆ど決していた。


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0ch BBS 2007-01-24