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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[541]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/05(木) 00:19:09 ID:???
アリス「魔理沙。……本当に死ななくて良かった」
小町「で、でもさぁ。……そりゃ、命あっての物種とはよく言ったモンだけど。アンタ、本当に良いのかい?」
魔理沙「……良かったさ。サッカーがダメでも、生きてさえいれば、魔法の研究は出来るし、
箒に乗れば、弾幕ごっこだって続けられる。今までと、殆ど変わらないぜ」
針妙丸「で、でもさ! そんな事言っても……!」
霊夢「――魔理沙」
しかし、それでも魔理沙がこれ以上のプレー続行が不可能である事は、
誰の目から見ても明らかだったし、かくなる本人すらも、それを否定しないでいた。
霊夢「魔理沙。本当に……これで良かったのね」
魔理沙「……勿論だ。後悔なんて、どこにも無い」
霊夢「……! ――馬鹿。もう知らない!」
魔理沙は決然とそう言い放った事は、霊夢の心を逆撫でさせた。
――あんたが良くても、私が良くないのよ。そう言いたかったが、霊夢は結局言わなかった。
言う事ができなかった。魔理沙の、……その大きすぎる『シュートの代償』を直視した後では。
森崎「(……馬鹿だぜ。アイツ。――いや。俺も同じ穴のムジナか? ……まさかな)」
森崎は魔理沙の右脚を見て、他のどのメンバーとも違う反応を示した。
恐怖でも哀しみでも無い、理不尽ながらもどこか理解できる、納得できるような。
そんな同情の気持ちを抱きながら、もう一度倒れた魔理沙の全身を見る。
――彼女の右脚は、昔からそうであったかのように、きれいさっぱりと消滅していた。
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0ch BBS 2007-01-24