※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[669]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/15(日) 18:22:35 ID:936c3jWM
★大会MVP判定→ スペード9 ★
それ以外→「――鈴仙・優曇華院・イナバ選手です!!」


阿求「今大会の最優秀選手。MVPに選ばれたのは……!
――永遠亭ルナティックスの、鈴仙・優曇華院・イナバ選手です!」

――ワッ……! ――ァァァァァァァァァァァァァァアアアアア……!!

鈴仙「…………!」

大会委員長のその宣言を聞き。
静まり返った観客席が、これまで以上の大爆発をした。

永琳「――これが、あんたのこれまでの努力の成果よ。ウドンゲ」

鈴仙「し、師匠……!」

永琳「あんたの事だから、どうせ自分はまだ弱いとか卑屈になってるんでしょうけど。
少なくとも今の貴女は、これだけ多くの観客達の心を動かし。そして、それを認められている。
この事実だけは、幾ら謙遜しようとも取り繕おうとも、絶対に変わらないわ」

何時の間にか鈴仙の隣に来ていた永琳は、鈴仙の耳元でそう話す。
普段の厳格で冷たい印象とは違う、まるで母親のように温かな声だった。

鈴仙「……師匠、私は。――このまま今みたいに、貴女と並び立てる道を進めるのでしょうか」

永琳「――さあ。そこまでは保障しないわ。幾ら私と言えども、未来は少ししか視えないのだもの」

少しなら視えるんだ……、と鈴仙は思わずツッコミを入れたくなったが、
ふと永琳の顔を見ると――普段の彼女からは到底考えられない焦りや不安が感じられる。
鈴仙は先程の師の優しい声色の理由が、この不安を隠す為だった事を感じ取った。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24