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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[684]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/15(日) 23:48:34 ID:???
見上「――しかし、本当なのか。今日この場で、新たな国際大会の開会が発表されるとは。
我々としてはワールドユース大会前に、さしたる責任を負わせず世界のチームと当たらせる事は、
無論願ってもない機会ではあるが……」

中西「ほやからホンマですって。幻想郷側のトップと親しい若奥さんトコに住み込んで得た情報ですねん。
ほれ、そろそろきっと、空の上からアナウンスが……」

見上「空の上だと? 確かにお前の報告書にもそう書いてあったが、私には未だに信じられんよ。
いくら幻想郷と言えど、同じ日本だ。そんな所に重力を無視して飛べる女性が居て、……!?」

紫「――こんにちは、おじ様。空の上から失礼いたしますわ」

見上「………!?」

中西「(ほやから言いましたんに)」

――もっとも、頭の固い所のある見上はこの期に及んでも中西の報告を半信半疑に受け止めていたのだが。
流石の彼も、実際に恐ろしい程美しい少女が空を飛んで自身の眼前に降りて来た時には、
彼の報告が嘘では無かったこと改めて認めざるを得なかった。

紫「――幻想郷の皆さん。そして外の世界からのお客様方……御機嫌よう。私は八雲紫。
この美しくも懐かしき幻想郷を統べさせて頂いております、しがない境界の大妖ですわ」

やがてその少女は広場の中央へと浮かび上がり、
虹色に光る虚ろな瞳をきらきらと輝かせて、しゃなりとそう挨拶をしてみせた。
そして中西の言う通り、彼女は次なる戦いの幕開けを高らかに宣言した。


紫「――これより半年後。私八雲紫はこの幻想郷の地にて、日本を含めた世界15か国に加え、
ここ幻想郷の選抜チームを入れた、16団体による国際親善大会を開催する事を宣言いたします!
その大会の名は……!」



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0ch BBS 2007-01-24