※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[720]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/24(火) 00:19:28 ID:???
永琳「逆に、もしも次の大会で八雲紫の本来の目的――幻想郷における妖怪の人間に対する優位の証明
――が正しく達せられたとしたら、その際に発生したパワーは鈴仙では無く、八雲紫に――引いては純狐に渡るでしょう。
そして恐らく、純狐はいよいよそのパワーを利用して完全なる純化を遂げ……。
――その暁には、地球上の全生命は、彼女の憎しみを前に皆死に絶えるでしょうね」
鈴仙「それって、つまり。その……」
永琳「ウドンゲ、貴女はサッカーで世界を救うのよ。比喩では無く、字義通りに」
鈴仙「え、えぇーっ……」
つい情けない声を漏らしてしまう鈴仙。……しかし、普通に考えて、身も蓋も無い話だと思う。
世界の、全人類の生命が、自分のサッカー大会の成績に左右されると永琳は言ったが、
流石の鈴仙も今の話以上の無理難題を吹っ掛けられた事はない。
無論、この話が冗談では無い事は、これまでの出来事や永琳の説明から理解できるし、ある程度の覚悟もある。
……しかし、いざその核心を提示されると、どうしても情けない声の一つくらい上げたくなるのが、
如何に成長しても、どうにも変わりようが無い鈴仙らしさの一端でもあった。
――あの、師匠。お話は分かりましたが、ちょっと頭を整理させてくれませんか……?
鈴仙は取りあえずそう言おうとした。しかしそれは途中で遮られる。
藍「――待って下さい」
永琳「……何かしら?」
今回に限っては永琳の他にもう一人、第三の人物が居たからだ。
藍は困惑する鈴仙を庇いながら、永琳に確認を取っていく。
藍「今の貴殿の話を聞くと、@鈴仙は兎に角大会で優勝し、A紫様の目的を打ち砕けば良い。
では、その@とAの条件を達せられるならば――その過程については不問という事で良かったですね」
永琳「ええ」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24