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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[737]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/26(木) 00:26:21 ID:???
鈴仙「………」
――そして、鈴仙は説明書きを読み終えて。
永琳と幾つかの質疑応答を交わした後、永遠亭の中庭へと歩み出た。
鈴仙「月、きれい……」
故郷の星が映る空を見上げて、秋の夜の冷え込んだ空気を吸い込む。
鈴仙は途方に暮れていた。
鈴仙「師匠も藍さんも酷いよ。私は確かに、ここまでやってこれたけれど。
私には……師匠達が期待するような力なんて無いのに」
これまで永琳に期待されておらず、雑に扱われる事の多かった鈴仙が、
いざ先程のように過大にも思える期待を投げかけられた時、一体どうなるかと言えば。
……今度は、その期待に押しつぶされそうになっていた。
鈴仙「(――師匠は前から、私には特別な『何か』があるとは言っていた。
藍さんも同じ。……もしかしたら、前にレミリアさんが言っていたのも、そうだったのかも。
だけど、まさかそれがこんなにも大きな話になるなんて……)」
自分は強くなったという自負はある。しかし、それは仲間と共に得た強さであり、
決して自分自身の強さであると、鈴仙は断言できない。
……間違い無く自分自身の力で強くなった魔理沙や森崎の姿を決勝戦で見て、
その思いはますます強くなった。
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0ch BBS 2007-01-24