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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[762]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ
:2015/11/27(金) 00:54:14 ID:QA2yU3gs
A:「――私は【プロジェクト・カウンターハクレイ】の一員として、大会優勝を目指します」
鈴仙は覚悟を決めていた。いや、覚悟など、とうの昔から決めていた事に気付かされた。
鈴仙「(中山さん。私は……もう逃げない! ……ことは無いかもしれないけれど。
――それでも、私は。これまで皆と過ごした日々を否定する事だけはしたくない。
だって……仮にそれが全部師匠のお仕着せだったとしても。楽しかったんだもの)」
覚悟は鈴仙の中ではなく、その周りにあった。
自分の周りに居る人々との絆。それこそが、鈴仙がこれまでの奮闘で得た力であり強さだったから。
鈴仙「(――私は、この強さを他の人達にも教えたい。森崎や魔理沙の目指した強さとは違う。
中山さんやパスカル君が言う強さとも違う。私なりの、私らしい強さを……!)」
永琳「――ウドンゲ。どうするの」
藍「……無理をしてまで、今すぐ決めなくても良い。良ければ、答えはまたの後日に」
鈴仙「――いえ。待ってください」
心配げに自分を見守る二人を、鈴仙は力強く制止し、そして語り始める。
鈴仙「――私は、正直に言ってどちらの道を歩んでも良いと思っています。
【プロジェクト・カウンターハクレイ】に従い、私が思うように、幻想郷の仕組みを変えてしまう事も。
【リアル・幻想・セブン】に入り、私を支えてくれた、今の幻想郷を守る事も。
そのどちらも、魅力的な道ですし。私の目的はきっと、達成できる事と思います。
けれど。――藍さん、ごめんなさい。
私は……【プロジェクト・カウンターハクレイ】に手を貸す事に決めました」
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0ch BBS 2007-01-24