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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[775]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ :2015/11/28(土) 15:35:32 ID:lcTHLfNs
鈴仙「二人とも……。そんな気持ちがあったのね。知らなかったわ、ごめんなさい」

鈴仙は思わず頭を下げる。そして、これまで大きな展望を掲げてはいたものの、
秋姉妹達のように、今実際に苦しみ奮闘している幻想郷の住人の存在を失念していた事を恥じた。

鈴仙「――分かった。私も練習に付き合うわ! ……でも、具体的にどんな事をして欲しいの?」

穣子「えっと、そのぅ……」

静葉「大変厚かましいお願いなのは承知だけど。鈴仙には、私達を二人をコーチングしてくれたら嬉しいの」

静葉と穣子は申し訳なさげにそう申し出る。

静葉「私達はオータムスカイラブを起点とした、爆発的なプレーに長けているわ。
でも、基本的な総合力が低すぎるせいで、ハッキリ言って今の幻想郷サッカーには着いて行けてない」

穣子「スカイラブ無しの個人の実力はもっと悲惨だよ。一応私はブロックが得意で、お姉ちゃんはパスが得意だけど。
――永遠亭の名無しだったウサギさんにも負けてるよぉ……」

鈴仙「(つまり、単体だったら静葉さんは霞以下。穣子はつかさ以下なのね……)」

しかし、話を聞くに二人の問題は切実であるように鈴仙は感じた。
確かに、これから先二人が幻想郷サッカー界で活躍するには、もうひと押し、あるいはふた押しが必要となる。

静葉「――でも。鈴仙も折角の時間を自分の特訓に使いたいわよね。
それなら、私達も無理にコーチングを求めたりはしない。邪魔はしないから一緒に練習してくれるだけで良い。
もしくは、私達の内どっちか一人を重点的に見てくれる、という方法にして貰っても良い。
……お願いしている立場だもの。やるかどうかは鈴仙にお任せするわ」

鈴仙「は、はい……」


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0ch BBS 2007-01-24