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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[823]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ :2015/11/30(月) 00:36:49 ID:???
~特別イベント~
【永琳の特訓・その④】

――鈴仙が秋姉妹との特訓に明け暮れている頃。
同じく永遠亭のサッカーコートでは人知れず別の特訓が行われていた。

永琳「……」

その練習を指揮するのは永琳。
普段通りの冷徹な表情で、ある選手のプレーのコーチングに専念していた。

永琳「(――プロジェクト・カウンターハクレイが、結局誰を最終メンバーとして選定するかは
私にも分からない。全ては各選手の意向とスカウトの判断に委ねられている。
しかし、私がこうして動く事で、『彼女』の意向を、スカウトの判断を操作できるとしたら……)」

――永琳はつい昨晩、鈴仙に対し世界革変の夢を託していた。
自身の目的や利益を度外視して、純粋に鈴仙には広い世界で成長して欲しいと思っていた。
そして、その物語は今や自身の物では無く鈴仙の手にある。
……にも関わらず、永琳はその物語に対して、自身も少しは介入したいとも思っていた。
だから、この特訓は永琳なりの遠回りな親心だったのかもしれない。

??「……どうでしょうか、今回の特訓の成果は」

永琳「――あら。もう終わっていたの。ええ、そうね……」

永琳がそんな人間臭い感情に気を取られている内に、『彼女』は永琳の目の前に立っていた。


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0ch BBS 2007-01-24