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1- レス

【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[895]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ :2015/12/03(木) 00:13:36 ID:+TwaLqz+
★謎のログハウス仮面→ スペード7 ★
ダイヤ・ハート・スペード→レティ「あら、私を誘いに。……それなら、お言葉に甘えましょうかしら」

鈴仙「(ドアを開けたとたん、謎の向日葵仮面に顔面を掴まれて、
そのままボランチに必要な能力を吸収されたりとかしないかしら…………)」

そんな鈴仙の不安は運よく的中しなかった。

ギイ……。

レティ「あら、鈴仙じゃないの。ブロック技術でも教わりに来た?」

ドアを開けた人物は、まさしく鈴仙が会いたいと思っていた人物その人、
冬の妖怪、レティ・ホワイトロックだったからだ。彼女は温和な笑みで鈴仙を迎えてくれた。

鈴仙「(ホッ……)レティさん、ご無沙汰してます。
単刀直入なんですけど、これからコーヒーでもいかがですか?」

レティ「手短ね。……まあ、でも。他人からの誘いなんて珍しいから。
それなら、お言葉に甘えようかしら。――幽香、良いかしら?」

レティは鈴仙の提案を二つ返事でOKした後、
どうやら家の奥で手芸に勤しんでいるらしい幽香に向かって確認を取った。
家の奥から特に返事が帰ってこない事に鈴仙は戸惑ったが、
レティ曰く、沈黙はつまり了解を意味する為、別に問題無いという説明を受けた。

鈴仙「……えっと。それじゃ、今から飛んで人里まで向かいましょ」

レティ「ええ。了解したわ」

そんな訳で、二人ごくごく簡単に人里の喫茶店で落ち合う約束し、そして――。


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