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1- レス

【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[897]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ :2015/12/03(木) 00:17:03 ID:+TwaLqz+
鈴仙「あ、あの。私、券持ってるんですけど……」

店員「あーはい。クーポン券ですねー。でしたらオリジナルブレンドが二つとなりますが、よろしいでしょうか?」

鈴仙「(良かった。私達のは普通なのね……)はい、お願いします」

――今回幸運だったのは、鈴仙がクーポン券を持っており、
その券では色々考える間でも無く、一番シンプルなメニューを頼むしかなかった事だろうか。
鈴仙とレティは無事に真っ黒なコーヒーの入った熱いボトルを、空いている席に置き、
やがてポツポツと談笑を始める。最初は先の大会の話やサッカーの技術論的な話が主だったが、
次第に時間が経つと互いに打ち解けて来て、比較的込み入った話題でも話せそうな気分になる。

鈴仙「(レティさんは努力を重ねた結果、過去から現在まで幻想郷サッカーの古豪として
名を馳せ続けて来た。その結果、一部の人間や妖怪からも彼女を英雄として崇める者すら居るという。
私にとっても、仲良くしてくれたり、色々練習も見てくれた恩人でもある)」

レティ「……鈴仙、どうしたの? 何か話したい事があるなら、言ってみても良いわよ」


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