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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[905]鈴仙奮闘記@ ◆85KeWZMVkQ :2015/12/30(水) 01:14:11 ID:???
〜永遠亭・外〜

ガヤガヤ、ガヤガヤ……。

アナウンサー「――こちらが、近日忽然と現れた長野県・幻想郷地区の一角です!
竹林に囲まれた豪華な和風建築に出入りするのは、兎耳……の、コスプレをした
幼稚園から小学生程の少女たちが居ます! これはどういう文化でしょうか!?」

永遠亭を囲う迷いの竹林は、今や無数の人間達によって四方を包囲されていた。
彼らはカメラやマイク――幻想郷では河童か鴉天狗以外は身に付けないであろう機材を持っており、
奇異の目線で外で働く名も無き兎妖怪を見つめている。

輝夜「くぉらぁ! 一体どーいう騒ぎよこれは! お蔭で親フラと勘違いされたでしょうが!!」

アナウンサー「あ! 家主らしき女性が出てきました! すいませーん、ここは一体、どういう施設なのでしょうか!?」

輝夜「え? まぁー、病院みたいなトコよ!」

アナウンサー「え、病院!? こちらではどういった治療を行っているのですか?!
貴女がドクターなのですか!? 医療法上の届出はどうなってるんですか?」

輝夜「うーん。詳しい事はえーりんに聞いて貰わないと困るんだけど……まぁ、アレよ。
最近はやりの水素水とかアーユルヴェーダとか。そんな系な治療よ、多分!!」

アナウンサー「そ、それは医師免許を持った医師が行っているのでしょうか……」

輝夜「大丈夫大丈夫! えーりんは天才だからそんな免許とかに縛られる器の小さい女じゃないし、
それに私、こう見えても「ブラックジャック」全巻読んでるから!!
後自分が死んだ時も自分で縫合とかやってるから、多分大丈夫っしょ!?」

アナウンサー「え、えーと。多分違法だと思いますが。それはどういう宗教用語で……?」


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0ch BBS 2007-01-24