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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】


[94]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/17(土) 21:49:00 ID:xI+2bYdI
鈴仙「(博麗連合の陣形は……全体的にやや引き気味になったのと、
魔理沙が中盤に降りて来た事以外は、特筆すべき変化は少なそう。
だけど、名タックラーでもある魔理沙が、余力を残しつつもMFかぁ。これは絶対、何かを企んでそうね……)」

そしてこの図を見るに、果たして鈴仙の推察はおおよそ当たっていた。
ただし、その推察を具体的な対策に充てるよりも早くに、博麗連合は動いていた。
それは前半23分のこと。前半終了間際か、少なくとも負傷した衣玖が戻って来るまでは
攻めに動かないだろうと踏んでいた大方の予想を裏切って、霊夢は一旦ボールを持つと。

霊夢「(そろそろ頃合いかしらね)――行って、中里君!」

バシュッ!

中里「御意!」

タタタタタッ……!

パスカル「み、右サイド!?」

てゐ「うえっ!? さっきみたく、お師匠様を避けて、こっちに来ると思ったのに!」

永琳「(その逆を突いて来た、という訳ね。
それも、誰もがこの局面では攻めてこないだろう、と思うようなタイミングを狙って。
――成程。確かにここで私を避ける事が出来れば、メリットは大きい。
無論失敗した場合のリスクは大きいけれど。……3点差を前に、今更そんな贅沢言ってられないという事かしら)」

実況「博麗連合、ここはパス回しと見せかけて奇襲だ!
大きく走り込んでいた右サイドの中里選手にスルーパスを渡し、
衣玖選手が戻っていない中、決死のドリブル突破を敢行します!!
中里選手、果たしてこの突破を成功させる事ができるのでしょうか!?」


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0ch BBS 2007-01-24