【イイ男達の】ミサト監督の挑戦7【守護者】

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[538]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o ：2015/11/09(月) 08:44:45 ID:???
★シンジ PK 66 + ダイヤ3 方向グー ★
★心パンチング 70 + スペード7 方向パー ★
方向不一致。ゴール

シンジのPKは、正面へのスプーンシュートだった。
強いシュートかと思っていた心は、読みを外され…ボールはネットを揺らした。

アルバトロス 3 ー 2 完日王音

高見がキッカーなら、そうしていたであろうシュート。相手が真面目なシンジだけに、心も読みを外されたのだ。
シンジは涙を拭い、指を高見が搬送された病院の方角へと差す。
ソルスキア、奥山がシンジの肩を抱き、それに倣い…そのセンチメンタルな光景は、アルバトロスサポーターの心を打った。
ゲンドウ「シンジぃ…！シンジーッ！うわぁぁぁぁぁぁああ！！！」
息子の成長に、ゲンドウは涙をタオルで拭いている。
カロッゾ、長谷川達がゲンドウの背中を暖かくさすり…
銀時「…ま、上出来じゃねぇの？まだガキだが…
心根は、立派な侍だぜ。」
銀時は、そう言うと酒を呷った。

心「…スプーンシュート…！予想出来たはずなのに…！」
心が下を向く。
霊夢「上出来よ、心。正直、あのスクエアな10番がああするのは、読めなくても仕方ない。」
霊夢が心の肩を抱く。
魔理沙「…こっちだって、永琳はいなくなったが…ある意味じゃ、身体張ってあのファンタジスタを潰してくれた。
そうとも言えるんだぜ。その意味じゃ、状況はまだ五分五分って事になるんだぜ？」
咲夜「…まぁあれは愚行としか言いようがありませんでしたが。言い換えると、そうですね。」
まだ諦めるのは早い…。完日王音も試合を捨ててなどいない。
潰すか潰されるかの食い合い。それは幻想郷でもサッカーでも同じ事だ。

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0ch BBS 2007-01-24