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【イイ男達の】ミサト監督の挑戦7【守護者】


[711]地獄のミサト ◆lHjY1XBi4o :2015/11/25(水) 23:48:44 ID:???
湯浴みをしながら、レミリアは思った。
レミリア「(元々、私達はチームでもなんでもなかった。)」
幻想郷サッカーでも、力の強い連中の集まった急造チーム。それだ。
レミリア「(だからこそ、こうした選抜チームでも一定の理解を求めたんだけど…
あの白黒は、勝つ事しか興味がなく、その為に何をするかしか考えていなかった。
霊夢は、御賽銭稼ぎ…まぁこれは生計の為だから、ある意味仕方ないけど。)」
負けない為のサッカーでなく、仮に一敗地に塗れようと、プライドを持ち戦う。それがレミリアの求めたものだ。
永琳は…力加減を忘れたあの愚行は兎も角、彼女もまた同じ価値観であったと思う。
幽香は、恐らくは暇潰し程度のものだったのでないか?と思うが、サッカーを楽しみたくてチームに来たはずだ。
全ては結果論となるが…
レミリアはレミリアの美学を貫き通した。魔理沙も魔理沙の美学を貫き通している。
所詮は重なり合わない道だった…そう思う事が正解なのかも知れない。
幻想郷サッカーのレベルをもう一段階上げる事は、数年先になるであろう。
個人でなく、チーム…そうした思いこそが自らの思い上がりであった、とは思わないし、そう思えないが。
幻想郷サッカーの未来を考えたレミリアと、刹那的に現時点で最強でいたい魔理沙。
魔理沙の行動にしても、魔理沙を封じる選手が出てくれば、自動的にチームとして機能すると考えていたし、
この一戦は、事実そうなった。だからこそ、オーバーペースを承知でプレイしたのだ。
だが…それも全て無駄だった。霖之助を試合に出してまで勝ちを願うような輩と、プレイをするのは無益だ。
レミリア「(…もう潮時なのかも知れないわね。)」
移籍リストに名を載せるか、退団し、オファーを待つか…レミリアは、新しい道を模索しだしたのであった。


0ch BBS 2007-01-24