【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

[32]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2015/10/28(水) 00:52:30 ID:???
B　相手が強いということ、気を引き締めていきますよ！
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橘　風華
「ま……そうですね。
　ここ（準決勝）まで来て私達から点を取れないチームなんてないんでしょう。
　そう考えれば、前半を同点で折り返せたのは

私の言葉で皆さんは思い出したようですね……。
そもそも私たちは、世間から見れば弱小の無名チームだという事を。
特に名門である　"風越中"　それに鎌瀬さん率いる　"花真瀬中"　は評判の高いチームでした。

　"清澄中"　は1年生中心ということもあり前評判が低いだけであり、
ここまで勝ち上がって来ている以上は弱いチームなどありえない――と言うことです。

有栖　桃子
「あの金髪スケベ野郎（須賀京太郎を指す）と原村が居る限り、
　守備が堅いのは知ってたけど――攻撃力まであるなんてね、見誤ってたわ」

ボランチくん
「だな。パススピードもあるし正確さもある、厄介以上のパサーだぞ」

菱型　咲夜
「須賀　京太郎、原村　和、片岡　優希、宮永　咲……。
　どれも1年生と思って当たらない方がいいわね、怪物クラスの選手たちよ」

有栖　桃子
「少なくとも得意分野で勝負したら分が悪いわね、策を練って当たりましょうか」

冷静さを取り戻したチームは、ハーフタイムを挟んで後半をどう戦うか考えているようでした。
サッカーの経験は短くても、こういう所で切り替えの早い皆さんは助かりますね。

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