【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

[355]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2015/12/21(月) 01:08:00 ID:???
強い意志を込めた表情でそう言うボランチさん。

君代　命
「そうは行きません！
　ベンチ、ボランチさんが膝を傷めたのですぐに治療してください！」

有栖　涼
「今日はお互い大忙しでありますな」

雨野　恵
「吹き飛び、接触の多い試合で負傷者が出やすいのは当然」

えっほえっほとボランチさんがベンチまで運ばれ、治療が始まりました。
清澄も時間を空けたいのか、試合開始を急かすようなことはしてこないようですね。
審判も空気を読み、治療を待つようです。

君代　命
「それにしても同点ですか……！」

"２－１"で勝つスタイルで勝ち上がって来た清澄中学校。
私達からも2点をもぎ取れる攻撃力があった、と言うことですか。
……けど3点目は許せません、そして取られる前に3点目を奪わなくてはいけません。

橘　風華
「命さん、言いづらいですが……彼（ボランチくん）はどうしますか？
　体力も切れかけてますし、負傷してますから動きは悪いでしょう。
　【重症】にでもなったら決勝戦にも影響します、替えてみては……」

君代　命
「……少し考えます」　ｲﾗｲﾗ

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