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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】


[401]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/01/03(日) 01:54:38 ID:???
コツン、コツンと革靴のカカトを鳴らし観客席へたどり着く。
びゅう、と夏にもかかわらず吹く風は……。

白糸台の女
「川に囲まれているだけあるな。
 夏はいいが……秋冬は地獄だろうな、このスタジアムは」

彼女の考察通り、典型的な "夏はいいが、秋冬地獄" のスタジアムがここだ。
川で冷えきった風が容赦なくフィールドを包む上、強風はマトモなプレーを阻害する。
評判は非常に悪いが、この近辺でマトモな収容数を持つスタジアムがここにしか無いのだから仕方がない。

白糸台の女
(注目度は低い……のか? えらく空席の目立つ試合だな) ヨット

準決勝だというのにまばらな観客、さほど熱気の感じられない様子。

白糸台の女
「清澄中学校なんて、"宮永 咲" が居なければ見に来なかったろうしな……。
 それに相手はどこだったか……」

ガサッガサッ、と持ってきたパンフレットを開く。
そこには対戦表が印刷されており、"清澄中学校"と"風越中学校"
それに "南諏訪浜中学校" "信濃グランセローズ" の勝敗だけが書かれていた。

白糸台の女
(グランセローズを破った清澄と……伝統の風越を破った諏訪社の試合か)

観客
「おはようドスサントスー!」

白糸台の女
「何だお前……」


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0ch BBS 2007-01-24