【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

[720]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2016/03/15(火) 00:48:01 ID:???
D　「試合の感想戦でもしますか」
　　（"諏訪社中"と"清澄中"の試合を見ての感想を教えてもらえます）
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弘世　菫
「感想戦か……。
　私は試合全体じゃなく、個々人の動きを見ていたから自信がないな」

君代　命
「それでも試合の当事者だった私達よりは、客観的な目線がが欲しかったんですよ」

弘世　菫
「そう言われたら、答えない訳にはいかないか。
　わかった始めよう、試合を撮影したディスクを再生してくれ」

そうして始まる、諏訪社中学校vs清澄中学校。

清澄は守備においては、グーッと下がってGKからPA内でボールを奪い。
攻撃においては少しでも早く縦へ、縦へと進んでいく。
アクセントとして　"竹井　久"　が指示をするかボールを持った時だけは、
ボールを止めたりジグザグに――横の動きを加えたりするようだった。

対する諏訪社は――守備においては清澄よりやや前で仕掛ける。
ボランチとディフェンスラインの間、君代　命と仁科　美月の個人技に頼る守備。
実際、私と美月ちゃんで挟めば大抵のドリブラーは止まるでしょうね。

弘世　菫
「攻撃は前線のドリブラーまで一直線にパスを出した後に、
　そこからドリブラーが自由に攻め上がる――と言うのがパターンか」

君代　命
「皆さん揃って守備が苦手ですから、これが一番効率的になっちゃうんですよね」

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