【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

[780]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2016/04/11(月) 01:06:24 ID:???
早くつきすぎた私たちは、会場の近くで時間をつぶす必要が出てしまいました。
いくらなんでも早く着すぎましたか。

弘世　菫
「……そうか、OB会だとかが組織されてないんだな。
　だから君たちを待っているような人がいないのか」

君代　命
「諏訪社サッカー部は、全く期待されてませんでしたからね。
　応援団は来るとは思いますが、息のあった応援があるかというと……」

弘世　菫
「白糸台ならOB会を中心とした応援団が、こんな時間からでも待っている所だな。
　元気づけられる部分もあるが、面倒なことも多いんだ」

君代　命
「あー……なんか想像できますね、面倒くさいのが」

伝統だとか、しがらみで雁字搦めになりそうですよね、そういうの。
変なプレッシャーに襲われない分、気軽でいいのかもしれませんね。

弘世　菫
「さて、私は持ってきた機材のチェックをするよ。
　君は……そうだな、軽く体をほぐしてればいいんじゃないかな」

そう言って観客席へ行ってしまった弘世さん。
偵察の使命を帯びている以上仕方ないんですけど、ちょっとさびしいですよね。

君代　命
「……ん？」

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