【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

[828]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2016/04/26(火) 01:22:17 ID:???
君代　命
「……満足？」

霧島
「あ、いや、得点です」　ｱｾｯ

激しいプレスを掛けるのは、かわしてしまえばフリーパス。
有栖さんや菱型先輩でドリブル突破を仕掛けさせるのも、一つの作戦ですか。

しばらく言った後に、難しそうな表情をする霧島さん。
スイと息を吸うと、苦い現実を教えてくれる。

霧島
「霧島としては諏訪社応援なのですが……。
　公平に計算した所、おおよそ【3：7】くらいの戦力差はあるかと」

君代　命
「あぁ、それだけの戦力差はありますか……」　ｶﾞｯｸﾘ

霧島
「と言っても　"的確に長所をぶつけていけば"　勝てなくもない……かと！
　最終的には気合、根性、火力です！」　ｷﾗﾘﾝ

君代　命
（それ、データマンとしてどうなんですかね……？）

キッチリとこちらの長所をぶつけ、やっと勝利が見えてくる相手。
今までの相手は、なんだかんだ弱点のハッキリしたチームばかり。
大きな穴のない、勝っている部分を見つけるのが難しい相手は初めてでした。

君代　命
（それでも、やれるだけはやる）　ｸﾞｯ

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