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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】


[504]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/23(水) 17:46:01 ID:???
そして驚くべきことに、お燐は練習においてすこぶる真面目であった。
日頃のちゃらちゃらとした態度が嘘のように、お燐は鈴仙の指示に素直に従った。
その上で、量をこなす必要がある、きつい特訓メニューにも耐え忍んだ。

鈴仙「(ひょっとしたら、お燐のふざけた態度って実は演技で。
実はこういう真面目で素直な性格が、彼女の素だったりするのかな……)」

今や懐かしい博麗神社での宴会で、お燐がお空やさとりと共に初めて顔を出した時の事を思い出した。

鈴仙「(地上での間欠泉騒ぎの時。お燐は親友のお空を止める為に怨霊を解き放って、地上に助けを求めたとか。
その時ははた迷惑な、とかいう感想しか無かったけれど。こいつもこいつで、一生懸命だったのかもね……)」


*****


お燐「いやー。今日はありがとね、お姉さん!」

鈴仙「礼には及ばないわ。……だって、あんたったら何も言わなくても勝手に上手くなってくれたし。
サイドハーフとしても、……今はまだ微妙だけど。少なくとも今後の成長のきっかけにはなった筈よ」

お燐「そうかなぁ。また宜しくねっ、サッカーも、アッチの方も」

――練習が終わったのは、日も暮れて暫く経っての事だった。
お燐も今回の練習に手ごたえをつかんだようで、満足気に頷いていた。
鈴仙もそれに倣って、笑顔でお燐を送り出そうとするが……。


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