※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】


[580]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/29(火) 21:21:44 ID:???
紫「――そ。もの分かりの良い部下で助かったわ。……それじゃ、ちょっと失礼するわね」

ブウン……バシュウッ!

藍「――!?」

第一の誤算。八雲紫は豹変してはいても賢く狡猾な妖怪である事には変わりない。
そんな彼女が、そこそこ強力な力を持ち八雲の秘密を知る藍を、みすみす野放しにする筈が無かった。
紫が放った小さな気弾が藍の懐を貫き、彼女はよろめき地面にへばりつく。

藍「あ、ぐ……!」

紫「言ったでしょう。私は全てを知っているのだと。……ああ。そうだ。
折角だから今の内に紹介してあげましょうか。貴女の後任者を。……ラズリー、来なさい」

そうして藍が身動きできないでいるうちに、紫は優雅に微笑みながら小さく溜息をつき。
それから彼女は、第二の誤算――藍に代わって紫を補佐する、優秀な後任者の名を呼んだ。

カツ、カツ、カツ……。

??「……はいはーい。じゃ、今から地獄に持ってくわねー。
――大丈夫よ。魔術的なブーストを施すだけだから、死にはしないし後遺症も残んないわ。
……ちょっと、意識やら感情やらがブッ飛んじゃうだろうけど」

紫「お願いするわね、ラズリー」

今まで紫に呼ばれるタイミングを見計らっていたかのように、彼女は闇の奥から現れた。

ラズリー「貴女が私の前任者ね? 私の名前はラズリー、紫様の秘書を務めるしがない一般妖怪です。
以後お見知りおきを。……フフフッ」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24