※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】


[585]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/30(水) 01:16:59 ID:???
やがて周囲の喧しさに耐えかねた輝夜が外に出たらしく、
マスコミに対して幾つか受け答えをしているが……。

鈴仙「(良く分からないけど、姫様が永遠亭の恥を全世界に曝してるような気がする……。
――と、兎に角。そんな事言ってる場合じゃないわ!)し、ししょーっ!? 皆ー!!」

鈴仙はここで寝ぼけた状態から覚めた。異常事態を把握し、ドタドタと家内を駆け回る中、
途中で何度か他人とぶつかって転んでも気にせず永琳の部屋へと向かう。

永琳「……ウドンゲ。漸く起きたのね」

鈴仙「す、すみません。熟睡でした……。――それより、この騒ぎは!?」

この騒ぎにも関わらず、永琳は相変わらず冷静だった。
想定の範囲内だ、とでも言いたげな表情で研究室の患者データを見比べながら、
永琳は鈴仙に事態を説明してくれた。

永琳「当然の事が起きただけよ。あの日――全幻想郷選抜大会の決勝戦に幻想郷の結界が壊れ。
それにより我々の存在が外界の人間に感知され。
そして……今日になって漸く、外界のマスコミが特ダネを得ようと、幻想郷各地を嗅ぎ回っているだけ」

鈴仙「だけ、じゃないですよぉ。どうして人間達が、迷いの竹林を越えてここまで来ちゃってるんですか。
この竹林は特別な進み方をするか、空でも飛びさえしないと、永遠に同じ所をグルグル回るだけなのに……」

永琳「それも自明の理。結界の崩壊に伴い、今まで密閉されていた大気中の魔力や妖力が、
外の世界にも漏れ出した。よって、竹林自身の自衛作用が働かなくなった……。
――ウソだと思うなら、一度空を飛ぼうとして見ると良いわ」

鈴仙「え。ひょっとして……」

永琳に促されて、鈴仙はその場で飛ぼうと精神を集中させるも……。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24