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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】


[599]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:09:47 ID:???

鈴仙「(――師匠。永遠亭の財政はいつもカツカツって言ってたのに。姫様にどんだけ貢いじゃってるんですか……!)」

輝夜の説明を聞いて、正直言ってブン殴りたい衝動に駆られる鈴仙だったがここは敢えて堪える。
この車がどうやら、永琳が言っていた脱出の手段である事には違い無いようだったからだ。

輝夜「そんなワケで。イナバはこの私が責任を持って外まで送ってあげるからね!
コスタ・コンコルディアに乗ったつもりで安心して乗んなさい!!」

鈴仙「(コスタ・コンコルディアって。座礁して転覆した船じゃないですか……」)

果たして輝夜は車を運転できるのか、などと言う些末な不安を掻き消して、鈴仙はその高級車に乗り入れる。

鈴仙「(――あっ。やっぱり乗り心地良い……)」

そして、そんな暢気な感想を抱けたのは僅か3秒の間だった。

輝夜「うっしゃー、エンジン全開よ〜!」

ブロロロロロロロロロロロッ! ゴオオオオオオオオオオオオオオオッ!

鈴仙「ギャーーーッ、し、シートベルト付けさせてくださーーいっ!?」

車は直ちに、内部にいても耳をつんざくような悲鳴を上げて発進した。……後ろ方向に。

アナウンサー「あっ! イタリア製の高級車が蔵から飛び出して来ました!
時速百キロで兵士達のみを器用に跳ね飛ばしながら屋敷を後にします!!
しかし時価数億円もの高級車が蔵にあるとは。ますますこの屋敷の正体が分からなくなります!」


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