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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】


[605]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/31(木) 00:22:33 ID:???
鈴仙「………………!!」

普段のように、気の利いた皮肉が思いつかなかった。鈴仙の胸からは熱い物がこみ上げて来た。
……自分は改めて、仲間に、主人に、――家族に、恵まれていると実感した。

鈴仙「ししょうが……みんなが……なかやまざんが……!」

輝夜「……例えチームを離れようが、これまであんたが築いて来た絆は永遠に消えない。
だから、鈴仙。運命なんかに負けんな! どこに居たって、永遠亭ルナティックスは永遠に不滅よ! 文字通り、ね!」

鈴仙「は……はいぃ……!!」

今の自分が酷い声だと思ったが、それでも声が止まらなかった。
――独りじゃない。鈴仙は皆の想いが詰まったボールを胸に抱えて泣きながらそう思った。
そして――。

輝夜「――ねぇ、鈴仙………?」

鈴仙「は、はいいいいびっ……!」

輝夜「――ごめん。ボール渡したりしてたら、カーブ曲がり切れなかった。……今からガケ落ちるから覚悟しといて!」

鈴仙「は、ひ……? ――ぎゃ、ぎゃわわわわーーーっ!?」

ブロロロロ――バンッ! ドゴオオオオオッ!!

ガードレールをオモチャのように弾き飛ばして、時価数億円のランボルギーニは某県の山中へと放り出されて、
……これまでの展開を台無しにするかの如く、見事に落ちた。


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