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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】
[756]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/08(金) 00:47:17 ID:???
【第二.五章 新チームメンバー勧誘編】
――鈴仙が幻想郷を旅立つほんの数日前。
幻想郷とも外の世界とも違う場所で、二人の女は落ち合っていた。
??「……はい。はい。え、ヘカーティア? あの子が来たのね? ふーん、面白くなりそう。
……分かってるってば。私はいつでも本気よ。うん、うん。じゃ、ばいばーい」
……ガチャッ。
魅魔「――終わったかい。電話」
??「ええ。永琳ちゃんから聞いたわ。全部が面白い方向に動いてるって」
魅魔「成程。それはつまり最悪の事態が発生したって事だね」
無機質なコンクリートに中世ヨーロッパ風の意匠をうんと凝らしたような、
都会派に洒落たオフィルビルが所狭しと立ち並ぶ繁華街。
その中でも一際高く美しいビルの、一番高い666階にて、魅魔はもう一人の女にそう毒づいた。
??「あら。ゲームは難しい方が、やりごたえがあるって物よ?」
魅魔の言葉を軽く受け流しながら、大きなサイドテールを付けた銀髪の女は気だるげにそう答える。
一フロアを丸々使い切ったその執務室は、外観とは反して混沌としており、
そこには西洋から東洋、加えて南米かアフリカの異民族が拵えたような調度品が揃っている。
女はソファに腰かけたままで、魅魔に対して親しげにそう返した。
魅魔「神綺。別に異論を言ってる訳じゃない、むしろ同感さ。それに、最悪の事態こそ我々にとっては最高の事態なんだからね」
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0ch BBS 2007-01-24