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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】


[758]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/01/08(金) 00:51:09 ID:???
神綺「……して、魅魔ちゃん? それだけ豪語しちゃうからには、きっと完璧に上手く行ったのよね?
   貴女がここ一カ月来、しきりにココと幻想郷とを行き来してやってた、あの――」

魅魔「スカウトの結果だね。丁度今、報告しようと思ってたところだよ。
    ……というか、今日はそれであたしを呼び出したんじゃないか。ボケて来たんじゃないのかい?」

そして、そんな大スポンサーを前にしても、魅魔は全く媚び諂う様子を見せない。
彼女はスポンサーでは無いにせよ、ある意味では神綺以上にプロジェクトの成否を担う重要な存在だったからだ。

神綺「……あれ〜? そうだったかしら〜?」

魅魔「――天然ボケなのか、それともワザとなのか。どちらにしてもムカつくからどうでも良いか。
   ま、期待してると良いさ。何せ、新チームのメンバーは……『面白い』事になってるからね」

電話後の神綺の発言を皮肉るように、あるいは純粋に良い結果を見せたがるように。
いずれにせよ魅魔はその暗く冷たい瞳を珍しく輝かせて、そう神綺に断言してみせた。
神綺はそんな魅魔の意図を読み取るように、一瞬だけふわりとした笑顔を凍らせて彼女を見据え――。

神綺「プロジェクト・カウンターハクレイ新チームゼネラルマネージャー・魅魔よ。
    プロジェクト・カウンターハクレイ総括委員長・神綺は報告を求めます。 ……新チームメンバーの、スカウト状況を!」

魅魔以上にこのプロジェクトの成否を直接的かつ大体的に担う者達について、そう挑戦的に問いかけてみせる。
問われた魅魔は待ってました、と言わんばかりにその狡猾そうな唇をニヤリと歪め。


魅魔「ええ、報告してやろうじゃないか。……これまでにあたしが声を掛けて来た、15人の選手についてね」


暗黒のローブを軽くはためかせて、彼女はこれまでの事を語り始めた。


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0ch BBS 2007-01-24