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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】
[845]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2016/01/09(土) 02:27:20 ID:???
魅魔「……そうかい。それなら、お前さんは運が良かったと言わざるを得ないね」
佳歩「え?」
そして、大人は最後に子どもの判断をひと押しするだけで良い事を魅魔は知っていた。
加えて、そのひと押しは言葉では無く、目に見える別の物であれば尚良いという事も。
魅魔は道端に転がって来たサッカーボールを足元に置き直して。
魅魔「……つまりは。こういう事さっ!」
グワァァァッ……!
――バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!
ギュン! ―――バリバリバリッ!
佳歩「す、すごい……! 鈴仙さまより、ずっとはやい!!」
悩める少女に対して、その圧倒的な実力を示す事で信頼を勝ち取った。
魅魔のシュート力は、佳歩がこの大会で見たどの選手よりも優れていた。
恐らくは普通に蹴っただけであろうそのシュートの威力は、
この時点で「マスタースパーク」や「マスターオブレッドサン」。あるいは「マインドスターマイン」級の威力であり、
佳歩は思わず、この初対面の女性に敬意を払わずにはいられなくなった。
魅魔「(さて。これで消えただろう。彼女が隠し持っていた、『サッカーへの諦め』に関するマイナスが。
……そら、目論見通り!)」
そして魅魔はそんな敬意を受けても畏まる事無く、
打算的にほくそ笑みながら、スカウターに表示された数値を見返して満足気に頷くのみだった。
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0ch BBS 2007-01-24