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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】
[93]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/12/07(月) 23:52:11 ID:ppMutyoQ
パルスィはそんな鈴仙のお節介な態度が苛立たしかったのか、
小さく鼻を鳴らすとそのままそっぽを向いてしまった。
残されたみとりはおどおどとした様子で鈴仙とパルスィを見比べつつも、
みとり「……心配してくれてるんだね」
と、鈴仙に向かって小さく礼をする。
鈴仙「心配って柄じゃないけどね。折角の試合が楽しめないってのも嫌かと思って」
みとり「ごめんね。でもパルスィも悪気があってあんな口調じゃないから。
というか彼女、大体全ての人間妖怪に対してあんな感じだから」
鈴仙「確かに……」
パルスィ「聞こえてるわよ。そうやって仲良しアピールするなんて、妬ましいわね」
当のパルスィも、実際は鈴仙の態度をそこまで気に留めていないのか、
そのまま振り返って、鈴仙のために話を続けてくれた。
パルスィ「――みとりは、決勝で今まで疎遠だった妹と会う為にブリッツボールをやって来たのよ。
八雲紫が旧地獄と地上との境界を解放し、古明地さとりが地底と地上の親交に尽力しているけれど、
私達は地底の妖怪というだけで差別と偏見を受けているから。
怖がりの彼女は、こういう機会でも無ければ外に出られなかったんだもの」
鈴仙「えっ、そうなの?」
みとり「……うん。ほら、河城にとりって知ってるよね?
河童の中でもとびきり商魂たくましくて変人だって、地上では評判なんだよね?
――その子、私の妹なんだ。母親は違うけどさ」
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0ch BBS 2007-01-24