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【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】


[94]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/12/07(月) 23:53:12 ID:???
パルスィの説明もあって、みとりは改めて、今日の試合に懸ける想いを鈴仙にも教えてくれた。
これまで互いに存在は知っていたけど、地上と地底の関係もあり、中々会えなかったこと。
ブリッツボールをしていると分かり、共通の趣味でいつか仲良く遊べる日を楽しみにしていたこと。
そして――その日が今まさに今日であるということを。

鈴仙「そうだったのね……私、考えてみれば今まで知らなかったわ」

パルスィ「それなのにこいつったら、土壇場で緊張しちゃって。それで私がゲキを入れていたのよ。
それをあんたは邪魔したってワケ。あーもう、妬ましい妬ましい。ぱるぱるしちゃうわ」

鈴仙「(ぱるぱるって何だろう……?)」

パルスィは不機嫌そうに鈴仙に言い放つ。
捻くれた横顔は相変わらずだったが、その姿は友人を想う健気な少女そのものであり、
鈴仙が日ごろ抱いていた陰湿で汚らわしい、橋姫という妖怪が持つイメージとは離れて見えた。

みとり「――でもね」

そんな中、みとりがパルスィに聞こえないようにそっと鈴仙に耳打ちしてくれた。

みとり「……私、鈴仙が庇ってくれた時。ちょっと嬉しかったよ。ありがとね。
私達……ともだち……じゃないや。にとりが言ってるアレだよね。盟友! 盟友だよね?」

鈴仙「――うんっ」

鈴仙はそんな無邪気な響きに、笑顔で頷いた。


*みとりとパルスィの評価値が上がりました。


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