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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[152]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/03(水) 22:57:37 ID:???
岬のパーフェクトパワーアップ教室→スペードQ
→アフリカ選手と張り合える程の強靭なフィジカルを手に入れていた


岬「行くぞ、チャンドラー!」

 ある日の練習試合。
 ボールを受け取った岬は勇猛果敢にドリブルを敢行し、相手チームの要であるチャンドラーを突破しにかかっていた。
 今までの岬であればアーティストとも称される程の華麗なテクニックで相手を翻弄する場面。
 しかし岬が直進の手を緩める事はなく、彼は真っ向からスライディングタックルを放つチャンドラーと激突。

岬「悪く思わないでね」

 次の瞬間、岬のパワーに惜し負けたチャンドラーは盛大に宙を舞うのであった。
 そう、岬はこの半年以上を費やし、アフリカ人のフィジカルに真っ向から対抗できる程圧倒的なパワーを身に着けていたのである。
 今までの岬のプレイスタイルを知っている者からすれば驚愕物の変貌であるが、この方向転換には彼なりの明確な理由が存在していた。

岬(恐らくWユースで僕とレギュラー争いをする事になるのは翼君に滝、それに三杉君、松山。
  松山は微妙なラインだけど全員が全員フィジカルよりもテクニックやスピードを重視する選手だ。
  彼ら、特にブラジルでテクニックに磨きをかけるであろう翼君と同じ分野で張り合うのは余りにもリスキー。
  それならば僕は敢えてフィジカルを伸ばし、中盤において唯一無二の武器を手に入れる。
  危険な賭けではあったけど、アフリカ人と競い合れる今の環境に上手く適合出来たのは幸いだったね。
  これで少なくとも準レギュラー以上は当確だろう。フフフ)

 勿論ここまで漕ぎ着ける為に岬が文字通り血の滲むような練習を重ねたのは言うまでもない。
 しかし全ては将来全日本のサッカーを裏で牛耳る為。目的の為には手段を選ばず、必要であれば危険な賭けにも乗る。
 それが岬太郎という男の強さであるのだろう。
 こうして既に彼は以前の案外大した事のなかった男から大きく進化を遂げたのであった。


▼岬がパワー系の技を複数習得しました


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0ch BBS 2007-01-24