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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[166]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/04(木) 21:30:13 ID:???

ウチの岬君はどうしてこう変な方向に進むのか→クラブ10
→美子「きゃあーっ! 岬様を追ってカメルーンまで来たら急に目の前に大型トラックがーっ!」 岬「なにィ」


 それは11月のある日の事であった。

???「遂に……遂に見つけたわ! 岬様ぁ〜!!」

岬「っ!?」

 早朝、いつもの様に練習に向かおうとしていた岬は、背後から大声で自分の名を呼ぶ声に呼び止められた。
 振り向いた岬が目撃したのは黄色い歓声を上げながら自分の元へと駆けてくる少女。
 彼女は一体何者なのか。どうやって自分の所在を突き止めたのか。
 分からない事は山ほどあったが、それ以上に岬を驚かせたのは(突然脇から現れた)岬パパの発した一言であった。

岬パパ「あ、あれはまさか……美子! 太郎、お前の異父妹の美子じゃないか!」

岬「な、なんだってー!?(っていうかその説明台詞はなんなんだい父さん!)」

 そう、岬に駆け寄ってきた少女の名は山岡美子。
 以前一度だけ写真で見ていた岬の異父妹であった。成程、言われてみれば確かに昔見た写真の面影がある。

美子「ずっと……ずっと会いたかった……!!」

岬(……そうか。自分に兄が居るって知って、会いたくてたまらなかったんだろうな……)

 一体どうやってここまで来たのかという疑問は残るが、どうやら彼女は自分と感動の再開をしにやってきたらしい。
 となればここは大人しくその筋書きに乗るべきだろうと、岬は駆け寄ってくる彼女を抱きとめる体勢に入る。
 ――が、そこで上手い事行かないのがこの世界の岬太郎という男の宿命であった。


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