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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[184]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/07(日) 21:26:28 ID:???

???「危ない所だったね。大丈夫かい?」

岬「……まあ、トラックに撥ねられるのに比べれば全然大丈夫だね……君が僕にシュートを当ててくれたのかい?」

???「ああ。あの場ではこれ以外に方法がなかった。済まなかったな」

 男は岬に向けて頭を下げると、某ス○オのような特徴的な髪を撫でながら自己紹介を始める。

レヴィン「僕の名はステファン・レヴィン。ドイツのFCケルンに所属している。以後お見知りおきを」

岬「(FCケルンに所属している……? なんでそんな男がここにいるんだ?)
   ……ああ、よろしく。僕は――」

レヴィン「タロー・ミサキだろ? ここで日本人は珍しいからね。すぐに分かったよ」

岬「僕の事を知っているのか?」

レヴィン「ああ、勿論。僕がここに来たのは君に会う為だったんだからね。
     ……しかし、まさかこんな所でもトラック事故に遭遇するとは……因果なものだ」

岬「……?」

 先程の一件で何かを思いだしたのか、顔を顰めるレヴィン。
 そんな自分の姿に岬が疑問符を浮かべている事に気づいたのか、レヴィンはすぐに表情を和らげると事情を語り始めた。

レヴィン「ああいや、実は僕は交通事故って奴に縁があってね……」


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0ch BBS 2007-01-24