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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[243]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/28(日) 00:15:52 ID:???

 一方逃亡に成功したショッカーの潜水艦内では、死神博士たちがモニター越しに地獄大使と通信を交わしていた。

地獄大使「何!? この私が首領から託された宇宙合金ペダニウムを全て注ぎ込んで建造した特別製超巨大ライダーロボが敗れただと!
     あれは例のウルトラマンとやらの攻撃をも防ぎきる事が可能なほどの合金なのだぞ。
     なぜ巨大戦力も持っていない状態の連中が破壊できるのだ!」

死神博士「どうやら内部への侵入を許したようだ。あれを失ったのは痛手だったな」

日向「フン、そんな事はどうでも良い。問題はあのデカブツの残骸だ。
   あれは貴様がウチの工場を使用して建造したものだったはずだ。足が付くような真似はしていないだろうな?」

地獄大使「小僧が何を偉そうに……当然だ。万一の際には重要部分を焼却できるよう内部には自爆装置を取り付けてある。
     そして部品のメーカー印は全て消させた。奴らが何を回収しようと貴様の会社を特定する事は出来ん」

日向「ならいいが、今後は今回のような無様は晒すなよ。
   こちらもバックアップは惜しまんが、全てはあの偽善者共を抹殺する為だ。
   それが出来んのならお前達に協力する義理はないという事を忘れるな」

ブラック将軍「無論。我らにとってもあのヒーロー達は不倶戴天の敵。次こそは全力を持って奴らを倒す事を約束しよう」

日向「俺もそう気の長い方じゃねえ。その言葉に偽りがない事を祈っておくぜ」

 そう告げると、日向は苛ただし気にコーラを煽るのであった。
 彼がショッカーとヒューガーの関連を疑われ始めた事に気付くのは、もう少し後の話である。


▼本郷たちがヒューガーに一歩近づきました


といった所で今日はここまで
それではー


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0ch BBS 2007-01-24