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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[268]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/03/09(水) 22:40:31 ID:???

 前述の通り高杉はサッカーに復帰したばかりでブランクの大きい選手である。
 日常的に体を鍛えていた事と元々の才能により今まではそれなりの守備は出来ていたが、
頑駄無という全国でも上位に入る実力を持つチームにまで守備が通用するかと言えば、答えは微妙と言わざるを得なかった。

???「そういう事だ。それに、アンタが止められる程度のシュートなら俺は余裕で防げる。
    別に守ってもらう必要はないな」

和也「なにィ」

 そして騎場に続き、今度はキーパーユニフォームを着た小柄な男が高杉の守備は不要だと語る。
 彼の名は末次浩一郎。
 一年、かつ小柄でありながら既に県内でも指折りの実力を持つと言われているGKである。

末次「良いか、俺はアンタの素人臭い守備を全く信用しちゃいない。
   が、アンタの馬鹿みたいなスタミナとシュートセンスに関しちゃほんの少しだが信用していいと思ってもいる。
   この試合、いくら俺でも無失点で切り抜けるのは難しいだろう。ある程度の殴り合いになるのは間違いない。
   点の取れる選手は前線に一人でも多い方が良い。だからアンタはFWで好きに暴れてろ。
   そっちの方が結果的に俺の助けになる」

騎場「そういうこっちゃ。俺の見立てではお前のシュートならあの刹那やドモンを相手にしても正気は十分にある。
   この試合をより確実に物にする為にはお前はFWにいた方が絶対にええんや。分かったか?」

和也「ああ、まあ……守備の方ボロクソに言われたのはちょっとショックだけど」

騎場「フ、ならこの試合が終わった後で学校に戻って練習やな。付き合うたる。
   ――行くで、和也、それと末次。頑駄無の連中をぶっ潰して、俺達が国立の切符を取る。ええな!」

和也「おう!」

末次「フン、言われるまでもない」


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0ch BBS 2007-01-24