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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[379]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/24(日) 23:41:35 ID:???
>>378
ジャイキリならジーノと花森が好きですね
一時期椿出そうかと考えてましたが収拾つかなくなりそうだったので断念しました


 ロックオン・ストラトス。
 刹那が所属している私設武装組織のメンバーであり、優秀な能力とリーダー気質の性格から組織内でも頼りにされていた男である。
 しかし彼は数年前の任務中に戦死していた。
 そんな男が目の前に現れたのだ。刹那が驚愕するのも無理からぬ事だろう。
 刹那の様子に気づいたロックオンは、苦笑を浮かべながら口を開いた。

ロックオン『やれやれ、まるで鳩が豆鉄砲食らったような顔だな。ま、無理もないか』

刹那「何故、お前がここに……」

ロックオン『化けて出てきたか妄想の産物か。お前の納得行く理由で構わないぜ。
      俺はただ、お前に聞きたい事があって来ただけだ』

刹那「聞きたい事?」

ロックオン『ああ。大事な事なんでな』

 ロックオンはそれまで浮かべていた笑みを消すと、正面から刹那を見据える。

ロックオン「刹那、お前は世界に不満を持っていたからこそ俺達の仲間になったはずだ。
      だが今のお前はこの世界をそう悪い物だとは感じていない。違うか?」

刹那「……ああ、そうだな。その通りだ」

 ロックオンの問いに、刹那は首を縦に振って答える。


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