※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[387]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/04/30(土) 23:32:12 ID:???

 一方この結果を見守っていた観客席はといえば。

片桐「五分五分の戦いだったが、本条が勝ったか」

滝「そりゃシン達が相手ですからね。これで圧勝でもされたら俺達だって立つ瀬がないですよ」

片桐「だろうな。しかし、数年前の日本サッカーの実力であれば騎場達が圧勝していてもなんら不思議ではなかった。
   それが予選決勝とはいえ拮抗した戦いが繰り広げられている。
   やはり今の高校サッカー界のレベルは世界の同世代と比べても決して見劣りはしないだろう。喜ばしい限りだ」

 そう言うと、片桐はサングラスを光らせながら立ち上がる。

片桐「だからこそ、Jrユースメンバーを絶対視する今の協会の方針は変えなければならない。
   日本サッカーの未来はお前達、そして俺が作ろうとしているもう一つのチームにかかっていると言っても過言ではないだろう」

滝「もう一つのチーム……ギリアムさんから聞いてましたけど本当に作っているんですね」

片桐「ああ。リザーブドッグス、日の目を見ない猛者達を集めたアンチ全日本チームだ。
   既にメンバーの選定も八割方終了している。お前達と比較しても決して見劣りはしないはずだ。楽しみにしておくと良い」

 自らが見出したリザーブドッグスに絶対の自信を持っているのか、片桐は笑みを浮かべながらその場を去ろうとする。
 そんな片桐に対して滝は――


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24