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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】


[440]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/06/03(金) 19:48:32 ID:???
シンの所感→クラブ9
→シン「まだまだ伸びしろがありそうだった。もっと強くなるぜ」


シン「なんというか直接当たってみて底の知れない物を感じたな。
   まだまだ伸び代がある。そんな感じだった」

滝「ふむ、それは高杉和也に限った話じゃないんだな?」

シン「ああ。騎場もまだまだポテンシャルを秘めてそうだったし、キラの話じゃGK末次ももっと強くなりそうだって話だった。
   負けらちゃいられないと思ったよ」

 直接フィールド上で相見えたからこそ分かる感覚というものもある。
 シン達頑駄無の選手達は一戦交えた事で騎場達の持つ潜在能力の高さを肌で感じたのだろう。

滝「成程。高杉和也はともかく現状でも手強そうだった騎場と末次もまだまだ成長するってか。恐ろしい話だぜ」

シン「あくまでも直感だけどな。悪い、こんな話しか出来なくて」

滝「いや、十分だ。そういうのは観客席からじゃ分からないしな。
  しかし、あの三人がリザーブドッグスの選抜候補だっていうんならお前の言う通り負けちゃいられない。
  月並みな台詞だけどお互い頑張ろうぜ」

シン「ああ。このまま借りを作りっぱなしにはしないさ」

 singular Herosが全日本ユースを打ち負かしWユース制覇を目標とする以上、リザーブドッグスもまた大きなライバルの一つ。
 そこに選ばれる可能性が高いというのであれば、どれだけの潜在能力を秘めた相手であろうと負けるわけには行かない。
 滝とシンは決意を新たにするのであった。


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